N1フライロッド DD-２ （デッドドリフト＆ダッピング）
8フィート5インチ 2～3番ライン ４ピース
２番というライトラインは渓流のFFにおいて多くのメリットがあります。
軽くて細いラインは優れた操作性だけでなく、警戒心の強い渓流魚に対しては水面へのインパクト小さい事から、大きなアドバンテージにもなります。
しかし一方では、「軽さがゆえ投げにくい」「風に弱い」などの理由から多くのフライフィッシャーが避けてしまう現実があります。
DD-2はブランクは特別設計のテーパーデザインとソリッドティプの効果により、軽いラインも確実にしっかりとターンします。
又、ティペット先端の毛バリまで確実にパワーが伝わり、タイトなループも簡単に作る事が出来ます。
また、狙ったポイントへ正確に打てる投射能力の高さはずば抜けています。
プレゼンテーション時、狙う場所にティップ先端を向けて止めさえすれば、ピンポイントにフライが吸い込まれます。
これこそがN1の特徴である、しなやかでトルクフルなソリッド（無垢素材）のなせる技でしょう。
更に竿の長さがやや長め（８f５in）である事と、軽めの２番ラインの特徴により、竿を高く上げる事でフライラインが水面に垂れ下がりにくい状態をキープ出来ます
（ラインを水面へ置く事をしないで済む）→ドラグが掛からない→ドラグフリーで自然にフライを流せる。
これも大きなメリットの１つです。
この長さはストレスフリーに釣りが行なえて、確実に「魚を引き出す釣り」をするために設定されました。
ドラグフリー（デッドドリフト）は渓流のフライフィッシングにおいて必要不可欠なメンディング操作。
あらゆる操作がしやすい長めの設定により、ドラグを回避しやすくなります。
例えばテンカラロッドがあらゆるポイントをテンポよくスムーズに攻められるのと同じ理屈で、長い竿が狭い渓流では使いにくいというのは釣り人側の工夫次第でいかようにも改善出来るはずです（立ち位置を変えて立木などを避ける・・ロッドを下に構えて振る・・・・など）
ロッドをやや高めの位置で振る事で、テンカラと同等のテクニックの釣り方が出来るのもDD-2の大きな特徴です。
これはラインの重さが超軽量なライトラインにしか出来ない「ワザ」です。
余計なフライラインを出さずに自然にフライを流す事が出来るとてもシンプルな釣法です。
快適なキャステングが出来る理由
特別に設計されたデザインはストレスを全く感じさせない心地よさを生み出します。
特にソリッドティップの性能によりフォルスキャスト時のロッドを前後にストップさせる動作ではどんなに不用意に、雑に止めてもチューブラティップ（一般的なティップ）のように反動で暴れたりせず、安定して綺麗なループを作り事ができます。
不用意な反発力をソリッドが吸収してくれるのです。
やや硬めのバット部のアクションにした理由
持った瞬間「あれ？これで２番？ちょっと硬いな？」とお思いになる事でしょう。
しかし、このバットがアキュラシーの正確性や渓流での高操作性につながります。
２番ライン = 柔らかくて曲がるロッド とは限りません。
２番ラインをきっちりと扱えるアクションが本当の２番用ロッドであると考えます。
魚がバレない！？それはソリッドティップが仕事をしてくれています。
ソリッドは無垢のカーボン素材です。DD2のソリッドティップは360度、あらゆる方向へフレキシブルに、しかもスムーズに動ける事を可能にしています。
水面下で大暴れする尺上サイズでもティップの追従性の高さにより、フックが外れにくい性能を持っています。
これは上記が優れていると言われるグラス製や竹素材と同等の性能を有すると思われます。
シーズン盛期の渓流の釣り上がりでは、テンポよく、狙ったポイントを的確に攻める事が出来ます。
竿を高めにセットしたアプローチでは、フライラインが水面に垂れ下がりにくいので、ドラグがかかる事無く、自然にフライを流す事が出来ます。
ソリッドティップのしなやかで強力なトルクが、メンディングやフィリッピング、ピックアップなどの「水面からフライラインをはがす作業」を簡単にスムーズに行なってくれます。
※同じ2番ラインであってもメーカーによってテーパー、重さが異なります。
2.5番ラインや3番ラインをあえてセレクトするユーザー様も多く、
よりターン性能を感じたい方、3番ラインが好きな方にもおすすめです。
仕様
パンプキングリップ 外径23ミリ ブラックキャップ＆リング フィラー 神代トチ（タイガー）
フルウエルズグリップ 外径23ミリ 〃 〃
￥65,000（税別）
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