フェアリーグッドフィッシャー

フェアリーグッドフィッシャーコンセプト

フェアリーグッドフィッシャーが生まれたのが今から27年前…
本物の物造りを始めたコンセプトをご説明します。

アメリカ、ニューハンプシャー州ホワイトマウンテンは日本の大自然と、とてもよく似た緑豊かな所です。驚くほど綺麗なフリーストーンの流れ、深くあざやかなグリーンにおおわれた山々、そして四季が見せる素晴らしい自然の変化…。

この地で生まれ育ったフライフィッシャー達は決まってお気に入りの、あの川へ毎日鱒釣りに出掛けるのです。私達、日本の渓流フライフィッシャーがその地で出会った彼らの姿は”他の釣り人とは何かが違う”なんとう言うか不思議と印象に残るものでした。

緑深い森の中を流れる渓に立ち、自然体から繰り出されるフライラインがまるで生き物の様にゆったりと水面上で舞う。狙った対岸ぎりぎりのおいかぶさる木のポイントへ正確に毛鉤ガ落とされ流される・・・・・

そんなゆっくりとした時間の中で大自然と釣り人が共存し、これから先も「こんなふうに時が存在し続ければ良いな」と思う、とても安らかな充実した気持ちでいっぱいになったのです。言うまでもなく彼らとは自然と気持ちが通じ合い、日が暮れてあたりが真っ暗になる頃まで川の流れの中で虹鱒のライズを釣り続けました。

フェアリーグッドフィシャーとは”ちょっと他とは違う”何と言うか、見ただけでその釣り人の持つスタイル全てが輝いて見える様な、一味違うそんなセンスを持つフライフィッシャーのことを彼らはフェアリーグッドフィッシャーと呼んでいます。

アメリカと日本のフェアリーグッドフィッシャー達はその日を境に友人から自分達の為の”フライフィッシングの物作り”をする仲間になっていきました。フライフィッシングを愛するもの達が本物の物作りをはじめたのです。

そして長い時間の末、ようやく最初に出来上がったのは、フライフィッシャーになくてはならない”フィッシングベスト”、これが始まりでした。